医療保険の適用範囲
医療保険の適用範囲といっても、民間保険会社や共済で取り扱っている医療保険は、原則として入院に対する保障といっても過言ではありません。
医療費負担が大きくなったときに保障してもらえるから医療保険なんだと思いがちですが、かかった医療費には関係なく、「入院1日につきいくら」という定額での保障です。
例を出していうと、「入院日額5,000円」という契約をしている場合、5,000円に保障対象となる入院日数を乗じたものが保険会社から支払われる入院給付金です。
この場合も、2日以上の継続入院をすることが前提条件になっていますが、特約によっては、病名が診断確定された時点で、入院日数に関係なく、病名に応じた一時金が支払われる商品もあります。
保険は契約ですから、どのようなときに給付金や保険金が受け取れるのかをチェックしておくことは重要です。
医療保険は入院保障がメインですから、死亡保障は付いていないか、付いていたとしてもさほど高額ではありません。
病気や怪我、妊娠中のトラブル(帝王切開、切迫流産、妊娠中毒症など)による入院などが適応範囲内の入院です。
入院が保障されない―適応範囲外の入院がどういったものであるかというと、正常分娩や人間ドック、検査入院と健康診断などです。
また、生活習慣病などを改善させるための教育入院などは、ケースバイケースで、まったく治療が発生しない場合は保障対象外となりますが、治療が組み込まれていると保障対象となる可能性があります。